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スピーカーシステムとは?

この記事では、スピーカーシステムとは何なのか?ということについて、書いていこうと思います。

 

ひとえに、「スピーカー」と言っても、もともとの英語では”Speaker”と綴り日本語では講演者などの「話し手」を意味する英単語のようです。

 

しかしながら、この記事を読んでいる皆様が、「スピーカー」という言葉を聴いて思い出すのは、オーディオコンポなどに搭載されている左と右に配置された音楽を再生するために使われている機器のことだと思います。

 

それも、この記事で取り上げる「スピーカー」に分類されます。

 

ですが、スピーカーにもさまざまな種類と、それを発売しているメーカーが数多くあり、意外と気づかないところで私たちの生活に深く関わっています。

 

例えば、あなたが今から電車に乗るとしましょう。そうしたら何が聞こえてきますか?「電車が到着する」というアナウンスでしょうか?その電車の「行き先」でしょうか?電車の発車する「時刻」を知らせる案内放送でしょうか?実はそれらも「業務用放送設備のスピーカー」が作動しているからこそ、私たちはアナウンスを聴いて安心して電車に乗ることができるのです。

 

ところで皆様は、音楽のコンサートに出かけたことはありますか?ものすごい大音量で、全身が揺さぶられるような躍動感に圧倒されるのではありませんか?超ド迫力で、感動の炎が自宅に着くまで消えない、という経験をたくさんしてきた方々もおられるでしょう。

 

その音楽をステージの最前列から、最後列まで、もっと言うとコンサート会場の客席隅々に至るまで音楽で人を感動させる装置があります。それが、「業務用SRスピーカー」です。(「SR」については、また後程解説したいと思っています)

 

客席に向けて設営される「業務用SRスピーカー」は最近では、中規模から大規模の音響装置で使われる、ほとんどのメーカーがラインアレイスピーカーを採用しています。

 

ラインアレイスピーカーは、同じ音を出すユニットを縦に配置して「SRスピーカー」の近くにいる観客にも、遠くにいる観客にもできるだけ音量差をなくして、遠くまで音を届ける仕組みになっています。対して小規模なコンサートであれば、昔ながらのホーンとウーハーで構成される2WAYスピーカーに、サブウーハーというスピーカー構成になっているのをよく見かけます。

 

いかがでしたか?まだまだ、記事を書こうと思えばたくさん思い浮かびますが、私たちの生活やエンターテイメントのそばで、業務用、家庭用を問わずスピーカーシステムの存在が大きいことを知ってもらえれば、うれしく思います。

 

 

 

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